2008年5月16日金曜日

Flashで手描きイラスト


動画講座で、無謀にもFlashを初めてしまいました。自己流で、FlashMXを使っていた頃から技術的にはなんも進歩してないので、とてもFlashのマニュアルを作るほどのテクはないんだけど、
わたしのよく使っている機能くらいなら紹介できるので・・。
初回はとりあえず、イラストを描く方法・・ということで基本機能を紹介しました。
イラストに興味がない方も、この基本機能を知っておかないと、ナビを作ったり、動かすためのパーツを作ったりするのに、かなり戸惑うと思うので、面倒でも一度各ツールの使い方に慣れておいたほうが効率良いと思います。

ちなみに左のマンガは、Flashで描いてみました。


(1)新規Flashドキュメントの作成

フラッシュで新規にドキュメントを作成し、画面の大きさを設定、
鉛筆ツールを使って、フリーハンドで線を描いてみる方法です。
消しゴムツールの使い方も一部紹介します。

(2)Flashでの線の修正方法

Flashでの線の修正方法にはいくつかあります。
選択ツールで、角度やなめらかさを調整する方法、
選択ツールで選択しておいて削除したり移動したりする方法、
ダイレクト選択ツールでアンカーポイントの移動もできます。
今回は、選択ツールでなめらかにする方法をやってみます。
こういう感覚的な操作は、illustratorやFireworksにはできない、Flash独自の動きですね。

(3)Flashのブラシで色を塗る

Flashでのブラシの使い方は、独特です。
イラストレーターでブラシで絵を描くと、全部に細かいアンカーポイントが付き、けっこうな容量にもなるし、修正方法も楽とは言えません。
逆にフォトショップでブラシで絵を描くと、消しゴムで消したり、色を変えたり・・などはできますが、ビットマップ画像(写真のようなドットの集まり)なので、拡大することはできないし、変形など繰り返せば劣化します。
ところが、フラッシュのブラシは、ブラシで描いた直後に、ビットマップのように合体され、一つの塗りとして認識されるので、容量は食いません。
しかも、イラストレーターのベクターデータのようにアンカーポイントがついて、拡大縮小、変形自由。
同じ階層で上にブラシで塗り重ねると下の色は消えるというのもびっくり。(下の色を消さないで、色の下の空間だけに色を入れることもできます)
とても独特な性質をもったブラシ機能です。
最終的にムービーとして動かすことを目的としたソフトなので、容量を自動的に減らしてくれるというありがたい機能です。

(4)塗り色の修正

1~3までで描いたイラストの色を修正してみます。
線が上にのると、自動的にカットされるあたりが、これまたFlash独自の操作感ですが。
慣れるといろんな処理が早くできてかなり便利です。

(5)イメージのillustratorデータへの書き出し

とっても便利な機能、フラッシュで描いたイラストのaiデータへの書き出しを紹介します。
ちゃんと線の情報と、面の情報が保たれているので、
拡大縮小、線の太さや色など、自由に再加工できとても便利です。
わたしはこの方法で、Flashでイラストを描いて、illustratorデータに書き出しして、仕上げをすることが多いです。

モモンガの描いたイラストはこちら

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