2014年8月30日土曜日

スマホサイトのデザイン制作時に便利なツール

スマホサイトを作る時に、PCでプレビューする方法を紹介します。

1)サファリを使う方法


①サファリは、Macでも、Windowsにインストールしたものでも可能です。
右上の工具のマークをクリックし、設定>詳細タブ>をクリックし、
メニューバーに開発メニューを表示する



②スマホデザインを確認したいサイトを出したら、右上のメニューから、
>開発 >ユーザーエージェント >iPhoneを選択すると




③このようにスマホでの表示になります。
この例は、WordPressについているプラグイン、WP-Touchで変換しているサイトです。



2)ブッックマークレットでサイズを変えて表示する方法


①(私が試したところGoogleChromeでうまくいきました)下記のサイトへ行って
青いマークをブックマークバーへドラッグします。



②表示したいサイトを出して置いて、先ほどのブックマークをクリックします

下記の事例は、WordPressのサイトで、レスポンシブ・ウェブデザインにしている例です。
レスポンシブ・ウェブデザインとは、端末によりアクセスを振り分けているのではなく、ブラウザの幅を関知して、それにより、スタイルシートの表示を切り替える方法です。




たとえば、下記のサイトは、PC用のサイトとスマホ用のサイトとを別々に作っているので、シミュレーションで表示してもこのように小さく表示されるだけです。





このようにドメインの後ろに/m/
と入れるとスマホサイトが表示されます。
こういうサイトは、サイトにアクセスするブラウザや機種の情報を判別して、表示するアドレスを振り分けていることが多いです。



③こちらはネットショップの事例
おちゃのこネットで、スマートフォンプランをつけていると、PCサイトとスマホサイトの切り替えボタンが出ます。この方法はどちらで表示したいかを、ユーザーが選べるのでかなり親切だと思いました。





このようにiPhone表示との切り替えができます。
スマートフォンプランを選んだだけでは、とてもシンプルでつまらない表紙になってしまうので、スマートフォンプランを追加したら、ちゃんとスマホユーザーにメリットがあるようなデザインに作り替えないといけません。



3)スマホサイト、二通りの作り方



  • スマートフォンサイトの制作方法には、①PC用の画面と、スマホ用の画面とを別々に作る方法と ②端末の情報を取得して、スタイルシートで表示を切り替える方法(レスポンシブ・ウェブデザイン)の2通りあります
  • ①の別々に作る方法にした場合は、サイトの表紙にプログラムを埋め込み、ユーザーがアクセスした端末が何なのかを判別し、それぞれのアドレスに自動で振り分ける方法をとっているサイトが多いです。
    もしくは、表紙に「スマホサイトはこちら」のようなバナーを作り、クリックさせて誘導します。
  • ①の別々に作る方法のメリットは、スマホのユーザーにとって本当に欲しい情報だけを取り出し、PCサイトの構成とはしっかりと切り分けして作れるということです。
    PCサイトに載っている多種多様な情報がスマホで検索してきたユーザーにとってすべて必要とは限らないですよね。
    (業種によりますが)スマホで検索してきた人は、すぐに電話をかけたいだけかもしれないですし、営業時間と定休日と地図が知りたいだけかもしれません。
  • ②のレスポンシブ・ウェブデザインでのメリットは、更新するときに、1カ所だけ直せば両方に反映されることです。両方チェックしなくて良いので、メンテナンスがかなり楽になります。
    その変わり、基本的には表示される情報がPCサイトと共通になるので、順番を入れ替えたり、必要な情報だけを取り出したりということがかなり難しいです。
    (プログラムコードで、if文などで振り分ければ可能かもしれませんが・・・更新は煩雑になります)



2014年8月25日月曜日

ポータルサイトを作りたいのですが・・・というお問い合せについて

新規問い合わせクライアント様とのやりとりです。

「初めまして、私は◎◎業界で働いていますが、この◎◎に関してのポータルサイトを作りたいと思っています。
御社が制作された、伊那谷物件webとか、京橋タウンガイドみんなで作るweb図鑑のようなサイトを見てこんなサイトが欲しいと思いました。
以前はホームページビルダーで手作りのサイトを作っていたので多少はHTMLのことはわかります。
今度はWordPressとかxoopsにて制作したいのですが、アトリエwebの森さんのサイトにすごく共感しました!ぜひお見積もりお願いします!」



このような問い合わせをよくいただきます。
うちのホームページを見てくださって、共感してくださったとのこと、本当に嬉しいですし、ありがたいです。
しかししかし・・・・本当に残念なのですがこのお問い合せは以下のようなパターンで、終了することがとても多いのです。



私「お問い合せありがとうございます。まずはお話をと思いましてお電話させていただきました」


「それはそれは、わざわざお電話ありがとうございます」


私「◎◎についてのポータルサイトということですが、どのようなサイトを想定されていますか?どこか見本のサイトがあれば教えて欲しいんですが」


「例えばこのようなサイトです」(サイトを示す)


私「ほぉほぉ・・。ということは、1つのお店に対して、写真、見出し、本文、営業案内、地図情報、こだわりポイント、などを登録していって、表紙には一覧表示が出て、地域とかでも分類されていて、おすすめポイントなどをクリックすると、そのオススメポイントがあるお店が一覧でずらーっと出てくるわけですよね。
それで、一覧から詳細をクリックすると、そのお店の詳細情報が載ってるってことですよね?」


「そうですそうです、そんな感じにしたいんです」


私「このようなサイトは、最低でも制作費6~70万円以上してしまいますが大丈夫でしょうか」(普通は100万円以上すると思いますが、出来るだけご予算内にできるよう予算から逆算して、機能を絞り込んで作るとこのくらいの価格なんです(^-^;))


「え・・・・・そんなにかかるんですねぇ・・・じゃあxoopsで自分で出来るところまで作ってデザイン部分だけお願いするとかではだめですかね・・・」


私「ちなみに・・・・このサイトで何か収益を得ることを目的にされていますか?」


「はい・・・・そうですねぇ・・・」(あまり具体的に考えていなかったようなご様子)

私「広告収入ですか?」(まさか趣味で作成するとも思えないので突っ込んで聞いてみます)


「はい・・・・・そんなかんじで・・・」(トーンダウン)


私「広告収入といってもいろんな方法がありますが、たとえば、ものすごい数の情報を集めて、ものすごい数のページビューを獲得して、Googleアドセンスとか、アフィリエイトに登録して、そこからのクリックで稼ぐとか?」(アドセンスやアフィリエイトで投資分を取り返すにはどれだけ頑張ればいいのだろうか・・・果たして可能か?)


「それも考えていましたが・・・・・」


私「それともその業界に直接営業をかけて、うちのサイトはすごくページビューがあるので、お宅の会社のバナーを掲載しませんかってやります?」


「載ってくれますかねぇ」


私「営業かなり大変だと思いますよ・・・・。
それに収益揚げるための仕組み作りも・・・・。案内リーフレットとか、企画書などはもちろん作らないといけないと思いますが、集金業務とかもろもろ。」
(そんなことまで、私から申し上げるのは大きなお世話なんだけど、ここまで聞いておかないと、プラン出ししたり見積出してそれっきり立ち消えの可能性が・・・・・・・・実際そういうことを経験済みなので僭越なのですが申し上げています。)


「そうですかぁ・・・・」



私「それとも、無料で情報を大量に掲載しておいて、ここから先の詳細情報は、有料会員だけが持てるページとか・・・そういう事業モデルでしょうか」


「そんなふうに出来たらいいですねぇ・・・」


私「それには最初に大量の情報を登録するだけの時間と苦労が待ってますけど大丈夫です?
もちろん、CSVなどでまとめておいて、一気にサーバーにアップロードすることも出来ますが、それにもそのデータを作るまでの苦労が発生します。
あとは、そこから先、有料会員につなげるための仕組み作りがものすごく大変ですが、大丈夫そうですか?」


「そんなに大変なんでしょうか?(。_。lll)」


私「はい・・・・・・。だって、ダイレクトメールとかで、"私が作った素晴らしいポータルサイトがありますよ、御社を掲載させていただきますが、どうですか"、みたいな案内が来ても、普通無視しません?
郵便が来ても、ふーんと思って捨てちゃうことが多くないですか?」


「たしかにそうですねぇ、私もいつも捨ててました(^-^;) 怪しさ満点ですもんね」


私「そこを一歩乗り越えて信用してもらい商談につなげるまでには並大抵の苦労じゃないと思いますよ。
無料掲載でも無視されてしまうのに、それをたった月額3000円でも、有料掲載にしようと思ったらものすごく大変なんです。
まずは広告やメール配信、郵便を出すのに費用がかかり、そこから先、営業に経費もかかるはずです。
あとは有料会員になってもらったら、常にユーザーが離れないように、時代の先端をいくサービスを提供し、サイトを改訂しつづけていかないと・・・・・継続するのもまた大変かと思います」

「なるほど・・・そこまで考えてなかったので・・・・・・・もうちょっと考えてからまたご連絡します」


なんだかダメ出しばかりの後ろ向きなコンサルみたいでとっても後味が悪いのですが、ポータルサイト作成の場合はどうしてもここをクリアにしておかないと、この先が続かないことが多く、
仕事が無事スタートするまでにはこのような行程が必要になります。


<ポータルサイトが出来るまで>


1)希望の仕様を出してもらう
2)それにそってサイトマップ(全体構成)を考える
3)ワイヤーフレームを作成する
4)サイトマップとワイヤーフレーム両方を出して、エンジニアに見積をとってもらう
5)そこに私のプロデュース費用、デザイン費用をのっけて、見積を作成
6)見積で不明点があったり、仕様に不備があれば上記の2~5を何度もやりなおし
7)これを元に詳しい仕様が決定⇒サイト作成開始
8)ワイヤーフレームを元にデザインを作成
9)デザインを元に、エンジニアがシステムを開発
10)出来上がったところで、テストを繰り返し、固まったところでお客様にてテスト開始
11)同時に他の部分の固定ページ(会社概要とかこのサイトについて・・とか、使い方についてのページ)の作成
12)テストを繰り返した後、システムが完成したら今度はひたすらデータ入力
13)全部校了になってやっと公開


ここまでの行程がかかるわけです。
ここで、お見積もりまでの1から6にかかる手間がものすごく大変で
webの森としては、10~20万円くらい工数をかけてしまいます。


ポータルサイトの場合、
この1から6までのどこかの段階で、計画が頓挫することがすごく多くて
今まで何度も悲しい現実に出合ってきました。


お客様の希望の仕様が、どうすれば実現可能かどうかと思って、すごく時間をかけて、いろんなシステムを調べまくったり、いろんな業者さんに問い合わせしたりして、資料を作っていたのに、
結局返信もなく、その後ナシノツブテになってしまう方もいます。
それこそ心ががっくりと折れそうになります(;>_<;)


そんなわけで、そのポータルサイトで直接利益を上げたいのではなく、
何か基本になる大きな事業を持っていて、その本体が母体となり、お客様サービスのためにポータルサイトを立ち上げるとか、
本体サイトの業務効率化のために、手作業でやっていたことをCMSに変更する
そういう場合は良いのですが、

そうではなく、このサイトだけで収益をあげようと考えている場合・・・

「実際にお店を持ったり、スタッフを雇ったりするほどの事業投資はしたくない」

「今の会社に勤めつつ、余暇をつかって上手に商売につなげていける方法はないものか」

「趣味を活かして収益につなげることができるかも」

このような場合は、申し訳ないのですがお見積もりする前にお断りさせていただいています。


せっかくwebの森のポリシーや私の仕事に共感していただき、問い合わせをしていただいた方には大変申し訳ないのですが、現実を書かせていただきました。






ベンチマークって何ですか?

先日、とある会社の若手社員の方に
「"上司がベンチマークをどうするか決めなさい"っていうんですけどどうしたらいいですか?」
という質問をされました。

「ベンチマークって何ですか?」って私が聞いたら
ご本人「よくわかりません・・・」

そこで二人でその場で検索したところ、
投資信託とか経済用語のようなページばかり出て難解です。


ここを見ると、
「パソコン等の総合的な能力や特定の機器の性能を比較するために行うテストの事です。」


って載っています。

つまりそれが会社の売上や企画会議の時に出ている言葉なら、


「指標・達成目標・比較対象」を決めましょうということなんだと思います。


ということは、「ベンチマークをどうするつもり?」って聞かれたとしたら

・1ヶ月の問い合わせ数の増減を計っていく
・ページのアクセス数を計っていく

みたいな感じで具体的に数値目標をたてて、計測していって
良かった原因、だめだった原因を出していきなさい・・みたいなことなんだろうなと思います。


わたしからは「わからなかったらその場で、ベンチマークって何ですか?」って聞いてもいいんですよ(^-^)って言いました。


案外普段ふつうに使っている言葉でも改めてその意味は?って聞かれると簡単に答えられないことって多いですよね。

私が事務局をしているEC実践会では、同じようなことで
KPI(目標指針)の立て方というのをやっています。

EC実践会について気になる方はこちらをご覧ください↓↓↓






2014年8月17日日曜日

リクルート(人材募集・採用)で効果をあげているホームページ


この記事は下記へ移転しました

http://webnomori.net/2013/10/06/trynet/

株式会社トライネット様 リクルート(人材募集・採用)で効果をあげているホームページ | アトリエwebの森

2014年8月2日土曜日

ホームページ業者さんとのやりとりで困っていること →ワースト5

こんにちは、webの森のモモンガです。
ここ数年ほど目が回るほど忙しい日々が連続していてありがたいことなのですが・・・・・
ワタシも駆け出しの頃は、自分なりに営業してみたり、試行錯誤しながら仕事を増やす努力をしてきた時期もありました。
今はfacebookのおかげで、口コミ効果があり、宣伝しなくても次から次へとお問い合せをいただくという、ありがたい時代になりました。
それもこれも、日頃からお客さんを大事にして一生懸命お手伝いしている姿を見せているのが、効果があるのかな・・と思っています。
宣伝よりも何よりも、良い実績、お客さんが成果をあげてくれること・・・これが次の仕事につながるし、お客さんの為にもなるので、わたしも頑張ります。


さて・・・・今日の本題。
日頃から「ホームページ運営で困っている事の相談してくださいね」と、webの森サイトなどで告知しているので、相談を受けることが多いです。
よくあるのが、現在管理していただいているweb業者さんとの「困ってること」を聞いたりします。


ホームページ業者さんとのやりとりで困っていることベスト5

その1)「忙しいのかいろいろ注文しても、応えてくれない、動きが悪すぎる」

これは私も気をつけなければ・・って思います。
出張や会議が続いたりして、PCの前に座る時間があまりとれないと、「あとで返信しよう」と思って、そのままうっかりしてしまったり。
たまにやってしまって本当に申し訳ないと思います。
そんな時に、「スタッフに転送することですぐに解決」することがあるんですが、
お客さんが、転送すれば話が伝わるように、うまくメールにまとめてくれていると助かります。
例えば、修正してほしいページも「◎◎のところで・・」とあっても、その◎◎がどのページなのか、探すのに苦労することがあるのですが。
どこのページの件なのかをわかりやすく、URLをメールに記述してくれたりするとさらにありがたい・・・
たとえばwebのキャプチャに修正事項を記入してくれていたり、わかりやすい要望を、テキストで書いてくれていたりすると、そのままスタッフに回せるので、すぐに処理できます。
ITが弱いお客さんで、FAXを送られてきたり、電話で「表紙のあそこをこうして~」とか頼まれてしまうと、人に回すことができなくて後回しになってしまったり。
私の場合は未決事項は、gmailのスター印がつけてあるので、いつもスターだけで一覧を並べて、
これ終わった、これ終わった、あ・・これやらなきゃ・・、これは誰に依頼・・みたいに振り分けをしています。
スター印がいつまでも停留していることはないので、「応えてくれない」状態で永遠に放置することなどは、多分ないと思うのですが・・・・・・・FAXだったりするとあり得ます。すみません。。。


その2)自分で修正できない場所が多すぎてどうしたらいいかわからない


昔のように静的にHTMLを作って、サーバーにアップして納品。
という仕事が少なくなり、CMSシステムを納品することがほとんどになったので、
自分で修正できない場所が多すぎるサイトはそもそも提案しない・・・・が前提です。

それでも、テンプレートに直接記述しないといけない場所があり、
それは素人の方には修正は無理なので、依頼していただかないとだめなのですが、
お客さんが「どこまで自分で変更したいか、難しくてもいいのでなるべく自分で覚えて変更していけるようになりたいのか、忙しいし壊すのもこわいし、勉強するのも苦痛なのでできるだけ弊社に任せたいと思っているのか」それによって、作り方がすごく変わってくるので、
十分調査してから、プランを練るようにしています。




その3)facebookのこととか、メールの困ったこととか、簡単なことでも教えてというだけで、いくらです・・と言われてしまう

webの森の良いところは「面倒見がよいところ」と言われます!
今まで何人の人に、声が枯れるくらい、受話器を押し当てて耳が痛くなるくらい、長時間電話でアドバイスしてきたことか・・・・。
その方に向けては初めてのアドバイスだけど、本当にたくさんの方に同じ初期設定の話から、心構えから、話すのでかなり疲労することがあります。
返信メールもすごく長くなることがあります。
2~3行の質問に、1時間くらいかけて丁寧に返信したつもりで。
でもそれも報われないこともあったりして、がっくり落ち込みもしますが、
それでも、私と知り合って、ウェブについての知識や運営技術がどんどん上達していったと喜んで貰いたいので、それだけは必須でがんばります。
最近は、スタッフの女性がこまやかな気配りで、メールのことやスパム対応のこと、Google+のことなど、お客様と直接やりとりしてくれるようになったのでかなり助かっています。
こういう、こまめに手伝ってくれるスタッフさんを大事にするのも私の仕事ですね。


その4)契約したは良いけど、一向に制作が進まず放置されてしまった

例えば、プランを作って「これは工期1ヶ月くらいの仕事だな」と思ったら、1ヶ月で仕上げて納品しないと赤字になってしまいます。
一ヶ月が延長してしまう理由のひとつに、「お客さんから原稿が来ない」とか
「これでどうでしょうか?」と投げたのに、返事が返ってこない
という、先方理由の時がありますが、
私は引き受けた以上これだけは絶対避けなければと思って、強い決意を持ってスタートします。

原稿が来ないのだからその間は他の仕事をしていればいいし、忙しくてあっぷあっぷなんだから、納期が延長して助かるのでは?って思いがちなんだけど、
納品が延びれば延びるほど、効率が悪くなって、弊社にとっても赤字だし、お客さんにとっては、機会損失ですからそれも赤字、良いことはありません。

なので、私も絶対に締め切りを守る代わりに、お客様にも絶対に締め切りを守るように協力してもらうということを約束してもらい、見積もり書(プラン出し)の時に必ず確認します。
1ヶ月納品目標でスタートしても、往々にして延びてしまうことはありますが、それでも最大半月から1ヶ月。
忙しくて返信が出来なかったり、考えがまとまらないお客さんから「公開延ばしましょう」と泣きが入ることがたまーにありますが、私もそこは心を鬼にして「あきらめないでがんばりましょう」と葉っぱをかけます。
最低限の延長、それ以上の延期は絶対ないようにがんばります。

もちろん、デザイナー(編集者・プロデューサー)は、漫然とお客さんからの原稿を待っていてはだめだと思います。これが前提です。
お客さんが原稿が作れないのは当たり前なので、その方のスキルや性格や業種を判断して、どうすれば、原稿が完成するかを考えて実行するのがプロ。
たたき台を作るくらいは当たり前、取材費をちゃんとつけてもらって、取材させてもらえれば一番やりやすいですね。
なので、最初に「安かろう&サービス悪かろう」の提案をしないように気をつけないといけないですね。

その5)知人に安く作ってもらったら、その後放置されてしまい、修正もしてくれない


これ良くあることなんです。
ちょっとHTMLに詳しい親戚とか友人が、ほぼボランティアで作ってくれるよーっていうので、安いなら助かる・・・と頼んだはいいものの
「更新するたびに知人に頼まないとだめ」
知人さんも、最初は楽しいので作ってくれるのですが、自分の仕事が忙しくなって、そのサイトのことなど忘れてしまうと、忘れた頃に「ここを直して」と言われても
もうどうやって作っていたかも忘れてしまうし、そもそもパスワードどこに保存したっけ???という無責任な立場での受注
面倒だなぁ、と放置してしまう気持ちもわかります。

あと、こういうサイトは、素人さんの作ったサイトのよくない例を一杯抱えている場合があるので
「検索にはかからない」「ブラウザによっては崩れる」「スマホ表示もできない」
「古い技術、フレームとか、Flashとか使われてしまった」
「ブログをくっつけてもらったら外部の無料ブログだった」
「ドメインをお任せしてたら、無料のサブドメインにされてしまった」
「ホームページの見た目が悪いおかげで、自分のサービスも安っぽく見られてしまった」

ほぼボランティアで作ってくれるというホームページを持ってるくらいなら、もしかしたらない方が良かったかもしれません。
気をつけましょう。





以上のようなことですが、
私も反面教師として、自分がそうならないように気をつけなくては・・・って思います。
でもでも・・・・忙しいという爆弾で、危うくその原則が崩れそうな状態になる場合があります。

webの森のお客さんには、そんな残念な思いをさせないようにしなければって思うんですが、
これを書いている今日も、新規サイトの相談がいくつかあり「実は今、新規のお仕事、プラン出させていただくだけでも3ヶ月待ちの状態なんです・・」とお答えすると、ショックを受けられます。
でもここで、はいできますよーと安請け合いすると、新規の方にも、既存のお客さんにも両方ご迷惑をおかけしてしまうので、うまく仕事の配分をしていかないといけません。。


というわけで、もしも・・もしも・・・
「今困ってる・・・モモンガさんに相談しようかなぁ・・・」と思ってくれている方がいらっしゃいましたら、
相談してからすぐに応えてあげられる場合が少ないということをわかって欲しくて書かせていただきました。
時には「申し訳ないのですがちょっと待って、、予約を入れていただければ、3ヶ月後にはプラン出しします」という返答になる場合もあります。
でもでも・・・・サービスの質を落としたくないので、どうかご理解いただけたらと思います。




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