ここ数年ほど目が回るほど忙しい日々が連続していてありがたいことなのですが・・・・・
ワタシも駆け出しの頃は、自分なりに営業してみたり、試行錯誤しながら仕事を増やす努力をしてきた時期もありました。
今はfacebookのおかげで、口コミ効果があり、宣伝しなくても次から次へとお問い合せをいただくという、ありがたい時代になりました。
それもこれも、日頃からお客さんを大事にして一生懸命お手伝いしている姿を見せているのが、効果があるのかな・・と思っています。
宣伝よりも何よりも、良い実績、お客さんが成果をあげてくれること・・・これが次の仕事につながるし、お客さんの為にもなるので、わたしも頑張ります。
さて・・・・今日の本題。
日頃から「ホームページ運営で困っている事の相談してくださいね」と、webの森サイトなどで告知しているので、相談を受けることが多いです。
よくあるのが、現在管理していただいているweb業者さんとの「困ってること」を聞いたりします。
ホームページ業者さんとのやりとりで困っていることベスト5
その1)「忙しいのかいろいろ注文しても、応えてくれない、動きが悪すぎる」
これは私も気をつけなければ・・って思います。
出張や会議が続いたりして、PCの前に座る時間があまりとれないと、「あとで返信しよう」と思って、そのままうっかりしてしまったり。
たまにやってしまって本当に申し訳ないと思います。
そんな時に、「スタッフに転送することですぐに解決」することがあるんですが、
お客さんが、転送すれば話が伝わるように、うまくメールにまとめてくれていると助かります。
例えば、修正してほしいページも「◎◎のところで・・」とあっても、その◎◎がどのページなのか、探すのに苦労することがあるのですが。
どこのページの件なのかをわかりやすく、URLをメールに記述してくれたりするとさらにありがたい・・・
たとえばwebのキャプチャに修正事項を記入してくれていたり、わかりやすい要望を、テキストで書いてくれていたりすると、そのままスタッフに回せるので、すぐに処理できます。
ITが弱いお客さんで、FAXを送られてきたり、電話で「表紙のあそこをこうして~」とか頼まれてしまうと、人に回すことができなくて後回しになってしまったり。
私の場合は未決事項は、gmailのスター印がつけてあるので、いつもスターだけで一覧を並べて、
これ終わった、これ終わった、あ・・これやらなきゃ・・、これは誰に依頼・・みたいに振り分けをしています。
スター印がいつまでも停留していることはないので、「応えてくれない」状態で永遠に放置することなどは、多分ないと思うのですが・・・・・・・FAXだったりするとあり得ます。すみません。。。
その2)自分で修正できない場所が多すぎてどうしたらいいかわからない
昔のように静的にHTMLを作って、サーバーにアップして納品。
という仕事が少なくなり、CMSシステムを納品することがほとんどになったので、
自分で修正できない場所が多すぎるサイトはそもそも提案しない・・・・が前提です。
それでも、テンプレートに直接記述しないといけない場所があり、
それは素人の方には修正は無理なので、依頼していただかないとだめなのですが、
お客さんが「どこまで自分で変更したいか、難しくてもいいのでなるべく自分で覚えて変更していけるようになりたいのか、忙しいし壊すのもこわいし、勉強するのも苦痛なのでできるだけ弊社に任せたいと思っているのか」それによって、作り方がすごく変わってくるので、
十分調査してから、プランを練るようにしています。
その3)facebookのこととか、メールの困ったこととか、簡単なことでも教えてというだけで、いくらです・・と言われてしまう
webの森の良いところは「面倒見がよいところ」と言われます!
今まで何人の人に、声が枯れるくらい、受話器を押し当てて耳が痛くなるくらい、長時間電話でアドバイスしてきたことか・・・・。
その方に向けては初めてのアドバイスだけど、本当にたくさんの方に同じ初期設定の話から、心構えから、話すのでかなり疲労することがあります。
返信メールもすごく長くなることがあります。
2~3行の質問に、1時間くらいかけて丁寧に返信したつもりで。
でもそれも報われないこともあったりして、がっくり落ち込みもしますが、
それでも、私と知り合って、ウェブについての知識や運営技術がどんどん上達していったと喜んで貰いたいので、それだけは必須でがんばります。
最近は、スタッフの女性がこまやかな気配りで、メールのことやスパム対応のこと、Google+のことなど、お客様と直接やりとりしてくれるようになったのでかなり助かっています。
こういう、こまめに手伝ってくれるスタッフさんを大事にするのも私の仕事ですね。
その4)契約したは良いけど、一向に制作が進まず放置されてしまった
例えば、プランを作って「これは工期1ヶ月くらいの仕事だな」と思ったら、1ヶ月で仕上げて納品しないと赤字になってしまいます。
一ヶ月が延長してしまう理由のひとつに、「お客さんから原稿が来ない」とか
「これでどうでしょうか?」と投げたのに、返事が返ってこない
という、先方理由の時がありますが、
私は引き受けた以上これだけは絶対避けなければと思って、強い決意を持ってスタートします。
原稿が来ないのだからその間は他の仕事をしていればいいし、忙しくてあっぷあっぷなんだから、納期が延長して助かるのでは?って思いがちなんだけど、
納品が延びれば延びるほど、効率が悪くなって、弊社にとっても赤字だし、お客さんにとっては、機会損失ですからそれも赤字、良いことはありません。
なので、私も絶対に締め切りを守る代わりに、お客様にも絶対に締め切りを守るように協力してもらうということを約束してもらい、見積もり書(プラン出し)の時に必ず確認します。
1ヶ月納品目標でスタートしても、往々にして延びてしまうことはありますが、それでも最大半月から1ヶ月。
忙しくて返信が出来なかったり、考えがまとまらないお客さんから「公開延ばしましょう」と泣きが入ることがたまーにありますが、私もそこは心を鬼にして「あきらめないでがんばりましょう」と葉っぱをかけます。
最低限の延長、それ以上の延期は絶対ないようにがんばります。
もちろん、デザイナー(編集者・プロデューサー)は、漫然とお客さんからの原稿を待っていてはだめだと思います。これが前提です。
お客さんが原稿が作れないのは当たり前なので、その方のスキルや性格や業種を判断して、どうすれば、原稿が完成するかを考えて実行するのがプロ。
たたき台を作るくらいは当たり前、取材費をちゃんとつけてもらって、取材させてもらえれば一番やりやすいですね。
なので、最初に「安かろう&サービス悪かろう」の提案をしないように気をつけないといけないですね。
その5)知人に安く作ってもらったら、その後放置されてしまい、修正もしてくれない
これ良くあることなんです。
ちょっとHTMLに詳しい親戚とか友人が、ほぼボランティアで作ってくれるよーっていうので、安いなら助かる・・・と頼んだはいいものの
「更新するたびに知人に頼まないとだめ」
知人さんも、最初は楽しいので作ってくれるのですが、自分の仕事が忙しくなって、そのサイトのことなど忘れてしまうと、忘れた頃に「ここを直して」と言われても
もうどうやって作っていたかも忘れてしまうし、そもそもパスワードどこに保存したっけ???という無責任な立場での受注。
面倒だなぁ、と放置してしまう気持ちもわかります。
あと、こういうサイトは、素人さんの作ったサイトのよくない例を一杯抱えている場合があるので
「検索にはかからない」「ブラウザによっては崩れる」「スマホ表示もできない」
「古い技術、フレームとか、Flashとか使われてしまった」
「ブログをくっつけてもらったら外部の無料ブログだった」
「ドメインをお任せしてたら、無料のサブドメインにされてしまった」
「ホームページの見た目が悪いおかげで、自分のサービスも安っぽく見られてしまった」
ほぼボランティアで作ってくれるというホームページを持ってるくらいなら、もしかしたらない方が良かったかもしれません。
気をつけましょう。
以上のようなことですが、
私も反面教師として、自分がそうならないように気をつけなくては・・・って思います。
でもでも・・・・忙しいという爆弾で、危うくその原則が崩れそうな状態になる場合があります。
webの森のお客さんには、そんな残念な思いをさせないようにしなければって思うんですが、
これを書いている今日も、新規サイトの相談がいくつかあり「実は今、新規のお仕事、プラン出させていただくだけでも3ヶ月待ちの状態なんです・・」とお答えすると、ショックを受けられます。
でもここで、はいできますよーと安請け合いすると、新規の方にも、既存のお客さんにも両方ご迷惑をおかけしてしまうので、うまく仕事の配分をしていかないといけません。。
というわけで、もしも・・もしも・・・
「今困ってる・・・モモンガさんに相談しようかなぁ・・・」と思ってくれている方がいらっしゃいましたら、
相談してからすぐに応えてあげられる場合が少ないということをわかって欲しくて書かせていただきました。
時には「申し訳ないのですがちょっと待って、、予約を入れていただければ、3ヶ月後にはプラン出しします」という返答になる場合もあります。
でもでも・・・・サービスの質を落としたくないので、どうかご理解いただけたらと思います。