時々、webデザイナーの卵さんにマンツーマンで講習をしてます。
素材がすべてそろったダミーサイトがあってそれを、マニュアル通りに作って行くという練習方法もあるんですが、正しいxhtmlとcssの作り方や、Dreamweaverなどのソフトの使い方を学ぶにはそれでもいいんですが、そういう方法を一通り終えた生徒さんに、実践として、実際のホームページの「簡単な編集作業をやってみて」というと、とたんに壁にぶつかってしまうんですね。
(例:とある食品通販サイト)
「サイトオーナー様から、お歳暮のシーズンだから、表紙を贈答用りんごに変更してって依頼が来ました。ここからここまでが、現在秋の案内をしてるからお歳暮用に変えてみてね」と課題を出します。
すると、生徒さんはエディタを前にしてしばらく悩んでいます。「・・・・・・・・・・・・(@_@;)」
しばらく考えたあと「えっと、、すみません、、文章が思い浮かびません!!(汗)」
いくつか具体的な方法があります。
1)昨年のデータを調べて、それを引っ張り出して一部変更する。(index.htmlは、そのときの日付をつけて保存してあります。例えばindex2008-12.htmlは、2008年の12月の表紙)
2)「贈答 りんご」こんなキーワードで検索していろんなサイトを参考にする。
3)自分がお歳暮用にりんごを買おうと思ってネット検索する場面を想像して、自分ならどんなキーワードで探すだろうと考えてみる。そのキーワードをいれた文章を考える。
実際には、1と2と3を組み合わせて作業することが多いです。
webデザイナーだからって、デザイン(みため)のことだけ考えていればいいというわけじゃないです。
完璧なコピーライティングをくっつけて依頼をしてくれるお客様はまずいません。原稿や資料が足りなければ、こんな文章どうでしょうと伝えて、言葉を引き出さないといけません。
コピーライティングは私の仕事じゃありませんなんて言っていたら、この不況の時に仕事なんて貰えないです。
誰でも1伝えて10気を利かせてやってくれる人に頼みたいですよね。
文章力がないとweb屋さんはつらい。
編集能力がないと、混沌とした状態から、ページの組み立てもできない。
そして、文章力&編集力は、究極の基本SEO対策につながります
検索エンジンはテキストを理解し、サイトの構成を理解しながらサイトを評価します。
上手に構成されているサイトは、読者にもわかりやすいし、検索エンジンにもわかりやすくできています。
ということで、文章と編集のチカラをつけておくのは、けっしてwebデザイナーにとって無駄にはならない、大いに役に立ちますです。
このサイトは素敵な文章がいっぱい詰まったエッセイサイトです。
モモンガのおすすめ・・・・・・・
⇒薪ストーブエッセイ・森からの便り
2010年1月24日日曜日
2010年1月9日土曜日
ホームページ作ってる人のセキュリティ対策(初心者の方も・・)
新年早々物騒な話で残念ですが、モモンガの森の読者さんはwebサイトを制作・管理している方が多いので、セキュリティ対策の話をわかりやすく書いてみます。
新聞の社会面でも出てくるくらいに、ホームページの改ざん事件が広がっていますよね?
GumblarによるWeb改ざん被害が相次ぐ、ユーザーも被害防止対策を 2010/1/7
サイト改ざんの流れを簡単に書くとこうです(詳しくはso-netのセキュリティニュース)
1)下記の<対策>をしてないPCにてウィルスに感染したサイトをみる
2)パソコンがウィルスに感染する
3)感染したパソコンで、webサイトを更新すると、FTPパスワードが盗まれる
4)盗まれたFTPパスワードでサイト内に勝手にリンクや、ウィルスを埋め込まれてしまう
5)そして次の人に感染を広める・・・・・
<対策>
(1)Microsoft Update(ウィンドウズアップデート)を実行しシステムを最新の状態にする
(2)Adobe Reader(アクロバットリーダー)を最新版に更新する
(3) Adobe ReaderのAcrobat JavaScriptを無効に設定
(4) JRE(Java Runtime Environment)を最新版に更新する
(5) Flash Playerを最新版に更新する
(6) QuickTimeを最新版に更新する
※ウィルス対策ソフトを入れて、常に通信を防御したりスキャンするのはもちろんですが、どんどん新種が増えていて、検知できないことがあるようです。
<そのほか対策できること>
(1)できればIEより、GoogleChromeやFirefoxなどのセキュリティ対策が強いといわれるブラウザでネットを見る
(2)いきなりサイトを開くのではなく、いったんグーグルなどで検索してからクリックすると発見できることがある
(3)FTPパスワードをこまめに変更
<万一感染してしまったら>
1)ウィルス感染していないPCで、FTPパスワードを変更する
2)そのPCにて、サイト上にあがっているすべてのファイルを削除
(検査するスキルのある方は各自対策してください。この方法はどうしたらいいかまったくわからない方のための方法です)
3)お詫びとお知らせの文章を掲載して、その期間にサイトを訪れた人に、ウィルススキャンと、除去の方法を案内したページをお知らせする
(この説明でわからない方は、ホームページ制作業者さんに頼んで有料でやってもらいましょう)
4)別DVDなどに保存してあるバックアップ用のサイトを、サーバーにアップし、お詫びとお知らせをトップページからリンクさせる。
(バックアップについては難しいので、別日記で書きますね)
5)感染したPCは、すぐにネットにつなぐケーブルをはずしてPCを初期状態に戻す
6)FTPパスワードは、感染した状態で変更しないこと(また盗まれる)
4番の方法ですが、独自ドメインをとっている人は、
別のレンタルサーバーを借りてそちらにウェブサイトごと全部アップロードし、(もちろん改ざんされる前の状態の正常なファイルを)
ドメインのネームサーバーをそちらに割り当てるほうが早かったりします。
緊急事態ですが、おちついて素早く行動しましょう。
下記のフリーソフトですが、PCに入れているソフトの最新版をチェックしてくれて、自動でアップデートしてくれます。
(窓の杜)PCにインストールされたソフトの脆弱性を一括調査する「Secunia PSI」が日本語化
インストール方法と使い方はこちら
インストールしたら、シンプルモードでチェックすると、最新バージョンでないソフトの一覧が出てくるので、アップデートというボタンを押すだけでOKです。簡単です。
簡単スキャンをしているところです
一覧が出たら解決するをクリック
ホームページを持つだけなら、初心者向けのソフトを使えば割と簡単にできますが、ネット上に置いた瞬間から、危険なソースを埋め込んだだけで、他人様にウィルスを感染させてしまうということもできるのです。
サイト制作者の責任って重いですよね、、、ゆううつです。
新聞の社会面でも出てくるくらいに、ホームページの改ざん事件が広がっていますよね?
GumblarによるWeb改ざん被害が相次ぐ、ユーザーも被害防止対策を 2010/1/7
サイト改ざんの流れを簡単に書くとこうです(詳しくはso-netのセキュリティニュース)
1)下記の<対策>をしてないPCにてウィルスに感染したサイトをみる
2)パソコンがウィルスに感染する
3)感染したパソコンで、webサイトを更新すると、FTPパスワードが盗まれる
4)盗まれたFTPパスワードでサイト内に勝手にリンクや、ウィルスを埋め込まれてしまう
5)そして次の人に感染を広める・・・・・
<対策>
(1)Microsoft Update(ウィンドウズアップデート)を実行しシステムを最新の状態にする
(2)Adobe Reader(アクロバットリーダー)を最新版に更新する
(3) Adobe ReaderのAcrobat JavaScriptを無効に設定
(4) JRE(Java Runtime Environment)を最新版に更新する
(5) Flash Playerを最新版に更新する
(6) QuickTimeを最新版に更新する
※ウィルス対策ソフトを入れて、常に通信を防御したりスキャンするのはもちろんですが、どんどん新種が増えていて、検知できないことがあるようです。
<そのほか対策できること>
(1)できればIEより、GoogleChromeやFirefoxなどのセキュリティ対策が強いといわれるブラウザでネットを見る
(2)いきなりサイトを開くのではなく、いったんグーグルなどで検索してからクリックすると発見できることがある
(3)FTPパスワードをこまめに変更
<万一感染してしまったら>
1)ウィルス感染していないPCで、FTPパスワードを変更する
2)そのPCにて、サイト上にあがっているすべてのファイルを削除
(検査するスキルのある方は各自対策してください。この方法はどうしたらいいかまったくわからない方のための方法です)
3)お詫びとお知らせの文章を掲載して、その期間にサイトを訪れた人に、ウィルススキャンと、除去の方法を案内したページをお知らせする
(この説明でわからない方は、ホームページ制作業者さんに頼んで有料でやってもらいましょう)
4)別DVDなどに保存してあるバックアップ用のサイトを、サーバーにアップし、お詫びとお知らせをトップページからリンクさせる。
(バックアップについては難しいので、別日記で書きますね)
5)感染したPCは、すぐにネットにつなぐケーブルをはずしてPCを初期状態に戻す
6)FTPパスワードは、感染した状態で変更しないこと(また盗まれる)
4番の方法ですが、独自ドメインをとっている人は、
別のレンタルサーバーを借りてそちらにウェブサイトごと全部アップロードし、(もちろん改ざんされる前の状態の正常なファイルを)
ドメインのネームサーバーをそちらに割り当てるほうが早かったりします。
緊急事態ですが、おちついて素早く行動しましょう。
下記のフリーソフトですが、PCに入れているソフトの最新版をチェックしてくれて、自動でアップデートしてくれます。
(窓の杜)PCにインストールされたソフトの脆弱性を一括調査する「Secunia PSI」が日本語化
インストール方法と使い方はこちら
インストールしたら、シンプルモードでチェックすると、最新バージョンでないソフトの一覧が出てくるので、アップデートというボタンを押すだけでOKです。簡単です。
簡単スキャンをしているところです
一覧が出たら解決するをクリック
ホームページを持つだけなら、初心者向けのソフトを使えば割と簡単にできますが、ネット上に置いた瞬間から、危険なソースを埋め込んだだけで、他人様にウィルスを感染させてしまうということもできるのです。
サイト制作者の責任って重いですよね、、、ゆううつです。
登録:
投稿 (Atom)