お腹がすいている方には大変ゴメンナサイですが、今回めちゃくちゃ美味しい写真たっぷりお披露目しちゃいます(^o^)/
長野県の下伊那郡高森町、市田駅から歩いて5分の線路沿いにあります。
私の別のお客様から、うなはるさんを紹介されまして、ホームページ制作の相談にのってあげてくれない?ということで、今回伺いました。
私は飯島町に住んでいてあまり高森町に行くことがないので、存じ上げなかったのですが、高森の人に聞いたら、知る人ぞ知る評判の名店だそうです。
看板が出ていなくて、古民家風の黒い塀が続いているので、ちょっと簡単に見つけられないお店なのですが、一歩入って見ると、その素敵な外観と、内装にまず驚きます。
私「どうして看板出されないのですか?」
うなはるさん「お客様にたどり着くまでにすごく迷ってしまったと言われるんです。
申し訳ないと思うんですが、あまり目立って、飲み屋さんみたいに勘違いして入って来られるお客様が増えても困りますし、あくまでもうちはクチコミ、お客様の評判で次のお客様を紹介していただいているので、これくらいで丁度いいんですよ」
なんとまぁ、奥ゆかしいというか、商売っ気がないというか不思議な店主さんです(^_^;
私「ホームページも今まで全然作られて来なかったんですよねぇ、いっぱい営業来ませんでしたか?」
うなはるさん「いっぱい来ましたよ。中には親身になって相談に載ってくれるとおもったら、最後に信販会社の申込書を出してくるじゃないですか。5年分割だとかで、冷静になって計算するとものすごく高いんです!びっくりでした。
これは怪しいって思ってキャンセルしましたよ」
私「良かったですね!5年分割とか頼んでしまって、その後悪いサービスで放置されて、ローンが終わるまで仕方なく払い続けている方けっこういらっしゃいますよ」
う「それでどの業者さんを信じたら良いかわからなくて、知人に相談してwebの森さんの紹介をうけました」
私「ありがとうございます(*゚ー゚)(*_ _)ペコリ
期待を裏切らないようにがんばりますね!」
まずは味を知らないと!っていうことで、(最初は私のお客様がご馳走してくださいました、感謝感謝です、
T社のYさん)うな重の上をいただきました。
うわーーーーなんすかこれっっっ((( ;゚Д゚;)))
香ばしくてとっても良い香り!
カリッと香ばしいのに中がふんわりとろけるように美味しい~~~~っっっっっ
タレのからみも絶妙で、ご飯との相性も絶品!
私「これは宣伝いりませんね・・・・・・・・・_| ̄|○
これで行列ができるお店になっちゃったら、ファンの方が食べに来れないですよね」
う「実はそんな風にお客様に言っていただいてるんです。
カップルで食べに来ていただいてる方が結婚されて、お子さん連れで来て下さり、
そのお子さんが結婚されて、お孫さんふくめて大家族で毎年ウチの鰻を家族でいただくというのを楽しみにしていただいている常連さんもいらっしゃいます。
それで今までホームページを持とうっていう気持ちにもあまりなれなかったのですが・・・
せっかくクチコミしてくださるお客様が、ホームページがないことで、アドレスを紹介できないと言われて・・・・」
私「ホームページもあんまり上手に作ってお客さん殺到しちゃったらどうしよう(^_^;」
う「夏はご予約いただかないとその日仕入れた鰻がおしまいになった時点で、終了してしまうのでご迷惑をおかけしているんですが、
本当は鰻ブームが去る秋以後の冬の季節に鰻の美味しさを知っていただきたくて、そんなところもホームページやブログで発信できたらいいなと思いました」
私「冬の鰻は硬いというイメージというか、そういう話を聞きますが違うんですか?」
う「鰻も魚なんですよ。魚は冬の方が脂がのって美味しくなるんです。なので実は冬の鰻もすごく美味しいのですが、日本人は夏のスタミナ回復に鰻というイメージが多いみたいですね」
私「そうなんですね!?夏は予約しないと食べられないのですか?」
う「実は鰻をたくさん仕入れて下処理や白焼き状態までしておいてから冷凍しているお店もあるんです。
でもそれだとどうしても臭みが出てしまうので、うちでは生きたまま仕入れた鰻をその日のウチに調理するので、今鰻の値段が上がっているので無駄にしたくないですよね・・それで
その日に提供できる分しか仕入れないのです。
要予約ではありませんが、日によってはその日の鰻が終わってしまうことがあるんです。」
私「この店内素晴らしいですね、古民家改装などで作られたのですか?」
う「古民家建築で有名な建築家さんに作ってもらいました。
鰻屋というとありきたりな感じの民芸調みたいにしたくなかったというか(笑)
季節のお花にもこだわって、毎週お花を市場まで買いに行っています。」
私「季節感あっていいですね!薪ストーブも素敵です」
う「薪じゃなくてペレットストーブなんですよ。冬にも心温まるようにゆっくり鰻を楽しんでいただきたくて」
私「このテーブルの朱塗り?も素敵です」
う「ひとつひとつの家具をこだわっていろんなところから探して来ました。奥の宴会席のテーブルも深い赤の色にこだわっています。
天井は網代細工(あじろざいく)の職人さんが作ったんですよ」
私(上を見上げて)「うわーびっくりです。これって日本の貴重な文化ですね!」
さてさて、そんなこんなで新しくホームページを作るということで、契約していただきまして、写真撮影をさせていただくことになりました。
この撮影が本当に美味しいお料理の連続で、お腹が鳴ってしまい困りました。
一口お味見させて~!(;´△`)
と、言いたかったのですが、お料理は次から次へと出てくるし、
場所セッティング、配膳、照明、小物、撮影した画像確認、次の料理の手配と
アシスタント兼ディレクター(わたしのこと)はやることが山ほどありまして、一瞬たりとも座ってる時間がありません。
しかも、素早く撮影していかないと、お料理はどんどん冷めたり、新鮮さがなくなってきて、シズル感が出なかったりするので、一瞬が勝負です。
ぼやぼやしてるとカメラマンから怒られます。
これは「うなぎまぶし」と言って、俗にひつまぶしと呼ばれていますが、ひつまぶしは商標登録なので、うなはるさんでは、うなぎまぶしというメニューになっています。
秘伝のたれとご飯と鰻の蒲焼きの絶妙なバランスをおひつの上でまぶしてください。
(一)まずはそのまま鰻を楽しみ、
(二)薬味と一緒にうなぎまぶし。
(三)最後は、だしをかけて鰻茶漬けをお楽しみください。
お茶漬けが泣きたいほどの絶品m(__)m
うなはるさんの「知る人ぞ知る」人気裏メニュー、天丼です。
大きな海老が3つものってます。コロモがさくっと軽くて、たれがしつこくなくて、この香りを嗅いだだけでヤラレタ!と気絶してしまいそうになります(大げさ 笑)
まずは美味しい鰻を食べて欲しいですが、2度目の方はぜひこの天丼もお試しください。
そしてにくらしいことに、カツ丼まで絶品なのです。
ご当地のすぐ近所、駒ヶ根市ではソースカツ丼で町おこしをしているので、伊那谷にはソースカツ丼の名店が多いのですが、
ソースカツ丼ではなく昔ながらの卵で煮カツをとじたカツ丼を食べたかったらココ!
正統派カツ丼がいただけます。
うなはるさんのある高森町では、飲食店有志の皆さんで「美味しい高森町を創る!」を合言葉に、「高森町ご当地グルメ検討委員会」が発足。「高森アルプスサーモン丼」が誕生しました。
ニジマスの三倍体の養殖品種であり、純伊那谷産であるアルプスサーモンの鮮やかな赤みが、当町の特産品である「市田柿」の色を連想させることから誕生した、ご当地どんぶりだそうです。
そしてなんと、【全国ご当地どんぶり選手権】で入賞し、東京お台場ビックサイトで来年1月9日から18日迄行われる【ふるさと祭り東京、東京ドーム】に出場できることになりました。
美味しそうな、うなぎ焼きNow!の写真も撮らせていただきました。
食後に珈琲サービスがあり、お店のこまやかな心配りが嬉しいです。
どうしても遠方で食べたいという方のために、お取り寄せページも作りました。
私「鰻の高騰などのニュースで、うなぎ屋さんって大変なんじゃないかと思っていたんですが・・・・」
う「それが案外そんなことはないんですよ。今年の夏も大勢のお客様にご来店いただきました。
もしかしたら、鰻が高くなってスーパーで買おうとしてもすごく小さい中国産の鰻でさえ高くなってしまったので、どうせなら美味しい鰻を食べたいという方が多いのかもしれません」
私「なるほど!それはあるかもしれないですね!
うなはるさんの鰻の特長はどんなところですか?関西風とか関東風とかありますが」
う「実はうちの鰻は蒸してないんです。
蒸してないので、カリッとした鰻が好きな方に喜ばれるのですが、
それなのに、中がふんわりしていると言って驚かれます」
私「はい!!!とろけるような柔らかさで、なのにカリッとしてて本当に美味しかったです」
今回のサイトは特別な仕掛けやしくみは何もなくて、ブログだけは自分たちで更新していきたいというご希望だったので、ブログ部分をWordPressで作りました。
店主さんがiPadなどで更新していけるようにしてあります。
ブログの中身は、オーナーさんの持ち物、お宝ですから、ここを無料ブログツールなどを使うのは本当に本当に勿体ないことです。
アメブロさんやライブドアさんの財産をせっせと殖やしているようなものになってしまいます。
自分のドメインの中で、独自ブログを3年続けたら、3年ぶんのお宝がたまっており、
それは3年分のお宝がないサイトと、3年分のお宝があるサイトと比べたときに、差が歴然とついてしまいます。
うなはるさんでは、団体様の予約も可能です。
奥に12名定員のお座敷があり、高齢の方にも配慮して、今年から椅子席に変えたそうです。
鰻屋さんでも宴会は、うなぎ自体が高いこともあり、ご予算はちょっと高めに用意しないといけませんが、
いろんなうなぎ尽くし(普通は食べられない裏メニュー)をいただけるそうです。
鰻以外のお料理も出ますし、締めの「うなぎまぶし」か「鰻のお茶漬け」はとても好評だそうです。
中には「前菜から締めまで全部うなぎにして!」などというツワモノもいらっしゃるそうですが、相談に応じます・・・・・とのことです。
ここまでご覧いただいて、気がついていただけましたでしょうか?
ホームページの力ってほぼ、写真が8割なのです。
デザインは全然でしゃばらなくて、返って控えめにしても良いくらい。
このようにwebの森では、ご依頼いただいたお客様に、出来れば写真撮影もさせてくださいとお願いしています。
webサイトに訪れてくださった未だお会いできないお客様に自己紹介するのがホームページですから、ほとんど写真がすべてなのです。
写真が暗かったりぼけていたり、美味しそうじゃなかったりしたら、そんなサイトは逆効果。
返ってないほうが良いですよね。。。。って思います(^_^;
うなはるさんの鰻は、写真の実力以上なので、ぜひ食べに行ってみてください。