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2011年12月16日金曜日

高いドメイン代、サーバー代を払っていませんか?

サーバー代とドメイン代はここ数年すごく値下がりしましたね。
昔からホームページを持っている方の中には、インターネット黎明期にドメインやサーバーを取得して、そのままにしているために、未だに高い維持費を払っている方も多いのでは?

というわけで、ドメインの移管方法について記事を書きましたのでお知らせします。
>webの森 ドメインの引っ越しについて何からしたら良いかわかりません

新しい管理者に任せたい場合

自分で管理したい場合

この1年くらい、ぽつぽつと、「リースでホームページを作ってもらった」というお客様が、「期限が切れたのでこのさい、リニューアルしたいんだが・・」とお問い合せをいただいたりすることが多くなってきました。
ちょうど一斉にリースの期間が終了した会社が多くなってきたのかも??


リースでピンと来るのがアレですアレ。悪名高い「リース商法詐欺」の疑いがある、ホームページ制作業者が提供しているサービスです。

ちょうど5~10年くらい前に、多くの会社(パソコンに初心者のとってもやさしい社長さんが経営している小さい会社が多い)が、「うちもそろそろホームページ作らなくちゃ」と思った時期がありました。
そういうところに「うちが制作すれば検索上位に必ず表示できます。今の時代にホームページは必須!検索されれば売上アップまちがいなし!」といった広告会社が営業をかけて、ホームページ制作の委託を受注していたようです。




そのときに、「初期費用は必要ありませんので、リース契約にしてもらえれば、ホームページはずっと維持できるし、困った時は更新管理もします、検索対策もばっちりなので、お得ですよ!」みたいな営業があったのかなかったのか、、詳細はわかりませんが、いろんなところで事例や苦情が報告されているのをみるとこんなパターンが多いみたいです。
中には「ホームページ管理に必需品であるパソコンを納品します。そのパソコンをリース契約してもらえれば、ホームページの権利もそっくりついてくるのでさらにお得!」という方法の場合もあるみたいです。


ところが、通常の業務委託であれば、サービスが悪い場合は、「あなたのところは全然面倒みてくれないし、サービスが悪いので解約します」と言えば、普通に解約させてくれるのですが、リースなので、リース業者に契約者が移ってしまっており、契約期間内は解約できません。
たとえば、月額5万円として、

5万円×12ヶ月=60万円 ×5年 =300万円
300万円もするホームページってどんなん!?って思いますが、
最初に契約するときはパソコンもついてくるしこれくらい当たり前と思って契約されてしまう方が多いようです。


私の感覚でいうと普通の小さい会社のホームページだったら20~30万円もあればできるのが当たり前だと思うので、暴利だ・・・ひどい会社があるなぁと腹がたちますε-(○`ε´○)

そんなわけで、ホームページ制作会社に、長期契約する時は必ずセカンドオピニオンというか、詳しい人に相談して、これって良心的な価格?と
聞いてみることをおすすめします。
だいたい、月額5000円から1万円くらいで、たまの更新と、いろいろな運営アドバイスと、サーバー管理までしてくれるようでしたら、良心的だと(あくまで私の感覚ですが)思います。
たまの更新がなくても、年に一度その費用で小さいリニューアルをしてくれるとか、そういったサービスをしている会社もあるようです。
でも、ホームページって常に新鮮に鮮度を保っていることが大事なので、せっかくだから、ちゃんとした管理会社に委託して、面倒をみてもらいつつ、アドバイス受けつつ、鮮度が保つようにしていくのがオススメです。


リースが終わって、何も更新管理などをしてもらっていない放置されちゃったホームページでも、サーバーとドメインの維持費にかなり高い費用を払い続けているサイト様もあるようです。
企業のweb担当者さん、ホームページを持っている個人経営の方は「うちの維持費は適正価格?」ちょっと見直してみるのもいいかもしれません。

>ドメインの移管方法

なみにwebの森にホームページ制作を依頼していただいた方には、良心的な価格にてドメイン管理費、サイト保守費(サイト更新費や運営アドバイス等)をさせていただいていますのでご安心ください。

2011年12月9日金曜日

無料で貰えるプレゼント画像っていうのに釣られてしまいました

fotoliaって写真素材の品揃えがいいので、会員登録して利用したことがあったんですが、それから3ヶ月ほどたって下記のようなメールが届きました。

「突然ですが、驚きのプレゼントに興味ありませんか?」とあって「一ヶ月無料でXXL25点ダウンロード」とあったので、緑のボタンをクリックしました。
無料で貰えるプレゼント画像ってどんなものなんだろっていう興味もありまして。




するとこのようなページが出て、なにやら1ヶ月の間に無料ダウンロードできるって書いてあるんですね。
よく見ると下の方に小さく

* この無料トライアルでは、Fotoliaマンスリー定期契約(1ユーザー、25点ダウンロード/1ヶ月)を、トライアルプランを有効にした時から30日間利用できるようになります。このトライアルプランを有効にするためには、利用可能な支払い情報(クレジットカード)の入力が必要となります。トライアル終了後には、毎月 7,000 円/月 の自動更新の支払いが発生しはじめますが、契約期間が終了する7日前までにFotoliaにログインして更新設定を変更すると更新支払いが発生しません。
ここに重要なことが書いてあったのですが、
忙しいしこんなところまで読まずに、ログイン名とパスワードを入れて、今すぐ利用再開するをクリックしたんですね。クレジットカードの入力画面になったので、「ふむふむそうなんや、もう一度会員登録しないと無料で貰えないノネ」と思って、クレジット情報も入れて登録。

でも25点の画像はどこにもないし、あれ?どれが無料でプレゼントの画像なのかしら・・・とあちこち探しているうちに、
マイページの受信トレイに「お客様の定期契約が有効になりました」というメールが届いて居るのを発見。
定期契約!?そんなんした覚えないぞな・・と思い、メールを見てみると、
どうやら、定期会員というのに登録してしまったようだというのがわかりました。
定期会員になると、月額7000円がクレジットから引き落とされるようです。

このまま1ヶ月無料で25点の画像を貰えるのを使ってみてもいいのかもしれませんが、私のことなので忘れていて引き落としされてる可能性大だと思い、退会の方法を探しました。

ところが「よくある質問」見ても、マイページの自分の情報を編集するところを見ても、退会や解除の項目がありません。
仕方ないのでお問い合せフォームで、「よくわからずに登録してしまったようなので解約してください」と書いたら

ご希望通り、無料トライアルの定期契約を解約させて頂きました。

無料プレゼントは定期契約のプレゼントとなりまして、
ページに記載の通り、こちらの無料定期契約の優待を受けるためには、
クレジットカードの入力が必要でございます。
ご確認くださいませ。

以上、よろしくお願い致します。

たしかに「ページに記載の通り」なんだけど絶対わかりにくいです。
こういう初心者をだますようなサイトは要注意ですね。



2011年4月3日日曜日

ネットショップ店長さんへ、振込詐欺の予防情報

友人のネットショップ店長さんより相談があり、いろいろ調べたことをまとめておきます。
一つでも多くの被害を減らすためになってくれるといいんですが・・・・

事例(友人のショップ Aショップ 相手の会社 B商社 とします)
  1. Aショップに、B商社というところから電話が入り、「商品をまとめて10万円ほど発送してほしい」と発注がありました。
  2. 2月の末日に発注があったので、発送したところ、B商社への到着が3月1日なので、3月末日に振込があるとのこと。
  3. B商社に電話をすると、受付が出たり、担当者が出たり、上司に代わったりするので、大きな会社だと信用してしまった。なおかつ、ホームページを見ると大きな会社のようだったので信用してしまったそうです。
  4. 商品が到着した後に、すぐに次の大口注文があったので、心配になって調べてみたところ、いろいろ不審な点が出てきました。
  5. 結局4月になっても振込はなく、限りなく詐欺に遭ってしまった可能性が高い状態です。
最初に発送する前に調べれば良かったのですが、あとから調べた結果、このような不審な点がありました
  1. B商社は、上場会社情報で検索しても出てこない
    http://www.comsearch.jp/search/
  2. 年商5億円もあるのに、帝国データバンクのリストにのっていない
    http://www.tdb.co.jp/
  3. ここで、ドメインの取得年月日を調べると、つい2ヵ月前に取得したばかり
    IPドメインSEARCH http://www.mse.co.jp/ip_domain/
  4. 住所は大手町の高層ビルの27階ですが、オフィスビルの名前で検索すると、「レンタルオフィス」「秘書代行」「電話受付代行」をしている会社が一部利用しているビルだった。
  5. 沿革をみると、2005年設立、2010年8月に本社を千代田区大手町に移し、半年後に数キロ離れた日本橋に支社を設置(こんな近くに支社を置くなんておかしい)
  6. 主要取引先   「居酒屋チェーン、食品製造メーカー、ホテル、旅館、雑貨店、家具専門店、ホームセンター、建材会社、リフォーム会社、老人ホーム、福祉施設等」とあるだけで具体的な名前がひとつも挙がっていない
  7. 電話番号、会社名、代表者名、ドメインで検索しても最近の情報しか出てこない(リクルート関連サイトなどに登録して大々的に募集をしているページはひっかかりました)
  8. さらにツイッターのリアルタイム検索をすると、ドメイン名が明記され、「詐欺かもしれない」と警告する他の方のツイートがヒットしました
B商社は、ホームページをみるととても大きな会社に見えます。
でも、ホームページだけならいくらでも大きな会社に見せることが可能です。
従業員数も設立年月日も年商もどんなこともかけるし、写真もきれいなものを載せ、デザインも洗練させることができるので、ほとんど費用をかけずに、大手企業をでっちあげることができます。

新規の大口の取引依頼があったときは、ホームページの大きさに惑わされないで、きちんと情報を調べてください。


 現時点ではまだ詐欺確定ではないので、これ以上詳細は出せないのですが、99%怪しいし、Aショップではこの金額の回収はまず無理だと思われます。

Googleのリアルタイム検索の使い方

  1. ここがリアルタイム検索(出てなかったら「▼もっと見る」をclickすると出てきます
  2. ここに電話番号や会社名、ドメイン名を入れます。ドメインとは、会社のホームページのアドレスからhttp://をとったあとの、 example.com のようなものです。
  3. もしかして・・・で出てくるのは類似したドメイン名を持つ別会社(むしろマネされて気の毒な立場・・・)
  4. ここにタイムラインが出ているので、スライダーを動かすと、(または、年月日のところを押してさらに過去をさぐると・・・)検索でヒットしたツイートの一番最初のツイートはどれなんだろう・・・?と辿ることができます。(RTが繰り返されていると、どれが最初の発信者なのかを見つけるのが困難ですよね)
  5. これが、検索して出てきた結果。Twitterのログの場合、ツイートされた日付も出ているのでさらに便利です。
  6. 十分に検索したいときはここもクリックして確かめましょう
  7. これは、私がこの件で問い合わせしたツイートがヒットしています。(これが最新情報なので)


このような架空の会社のwebサイトを作っているのもどこか私の同業者なんだろうか・・と思うと悲しくなります。
詐欺の会社の荷担をするような仕事だけは絶対やってほしくないです。

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